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佐伯 正克; 立川 圓造
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 50(7), p.1762 - 1766, 1977/07
被引用回数:1Xe(EC)I反応で生ずるIのメタンとの反応を調べた。CHIの生成にはI、OあるいはSFのような電子捕捉剤が重要な役割を果すことが明らかとなった。CHIの収率は反応系に添加するXeの濃度に著しく依存し、Xeの濃度の増加に従って減少した。Kr、Ar、NおよびOなどを添加することにより、微量のI存在下でのCHIの収率は、8.76.7%がホットアトム反応に、35.88.0%がD状態のIイオンに、31.5I2.0%がP状態のIイオンによって生じていることが分った。この結果を異なった励起過程で生じたIイオンとメタンの反応について報告されている結果と比較し、CHIの生成機構を提案した。